「野菜や果物の色には意味がある」という話を聞いたことがありますか?
そう、色をたくさん摂取したほうがいい、というのは、食卓の彩りのためだけではありません。野菜や果物の色素には、さまざまな病気を予防してくれる要素が詰まっているのです。
クランベリーのきれいな赤色の正体は、アントシアニンという天然色素。ポリフェノールをふんだんに含んだアントシアニンは、抗酸化物質の代表選手で、さまざまな老化や病気の要因となる活性酸素を抑制してくれます。夏は、強烈紫外線の影響で、この活性酸素が急増。日焼け止めクリームなど“外から”の対策以外だけでなく、抗酸化作用のある食物を積極的に摂取するなど、“内からの”対策も心がけましょう。
今回は、そんな夏の強い味方、クランベリーを使って、簡単にできる夏のドリンクを紹介します。クランベリーの濃い赤色に、他の色と合わせて、色彩の変化も楽しんでみましょう。おいしく、楽しく、きれいなドリンクで、日焼けで疲れた肌をしっかりケアしてくださいね!
【クランベリーの冷たいドリンク】
~ピンクのかわいい泡が魅力!~
<料理名>
ビールとあわせて「クランビール」
<材料>
クランベリージュース(100%)
お好みのビール
<作り方>
コップにクランベリージュースを1/3ほど(量はお好みで)注ぎ、少し上からビールを注ぐ。ビールは泡を立てながら注ぐのがポイント!
<コメント>
夏は、バーベキューが楽しい季節。家族や友達、恋人など、気のおけない仲間と、外で、明るい時間からいただくビール、おいしいですよね! でも、そんな時、油断してはならないのが、そう、紫外線です。外でのイベントには、クランベリージュースも一緒におでかけ。ビールと合わせるだけで、とってもおしゃれで、おいしいフルーツビールができ上がります。酸味の強い100%のクランベリージュースも、ビールと合わせることで、飲みやすくなります。酸味が苦手な方もぜひ試してみてください。
~色彩の変化を楽しみたい!~
<料理名>
ミルクとあわせて「クランミルク」
<材料>
クランベリージュース(100%) コップ1/4
牛乳 コップ1/2
ヨーグルト コップ1/4
砂糖 大1くらい
お好みで 氷を数個
<作り方>
1.コップに牛乳とヨーグルトと砂糖を入れて、よくまぜ、好みの甘さにしておく。
2.氷を入れ、クランベリージュースを静かに注ぐ。
<コメント>
マドラーなどで混ぜて、きれいに変化するクランベリーの赤色を楽しみながら、召し上がれ! お砂糖はお好みで。クランベリージュース自体に酸味があるので、1の段階では、少し甘めに感じるくらいでもいいかもしれません。好みの味に調節しましょう。クランベリージュースの量を少し減らして、お砂糖の量を調節すれば、お子様にも楽しんでいただけるはず。お砂糖のかわりに、メープルシロップやはちみつ使ってもGOOD! 栄養価もたっぷりなので、朝食にもおすすめです。