秋の気配を感じるようになりました。
そろそろ、今年収穫されたりんごが店頭に並びだす季節です。「津軽」に始まり、さまざまな品種が店頭に並びだし、やがて本格的なりんごの季節をむかえます。
食物繊維、ビタミンC、カリウムなど、たっぷりの栄養分を含むりんごは、昔から「1日に1個食べると医者いらず」とも言われています。クランベリー同様、ポリフェノールが多いのも特徴です。
もちろん、そのまま食べるのもおいしいのですが、たくさんあるときは、ワイン煮などのコンポートにしておくと保存がきいて便利です。
さて、今回は、ワインではなく、クランベリーの紅色でりんごを染めてみました。白くみずみずしいりんごの果肉がクランベリーのきれいな紅色に色に染まり、また、りんごにクランベリーの甘酸っぱさが加わることで、大人のスィーツに大変身! ポリフェノールたっぷりのりんご&クランベリーの組み合わせは、チョコレートとの相性も抜群。ぜひ、試してみてください。
<今回のメニュー>
【クランベリーアップル】
<材料>(2人分)
りんご 1/2個
クランベリージュース(100%) カップ1/2
キビ砂糖 大2(お好みで増やしてください)
シナモンスティック 1本(あれば)
クローブ 4~5個(あれば)
市販の板チョコ 1/2枚
ナッツ
(軽くフライパンでローストして、ビニールにいれて硬いものでたたき、くだいておく) 適量
<作り方>
1.りんごは、皮をむいて、5ミリくらいにスライスする。
2.鍋にりんごを並べて、クランベリージュースを注ぎ、砂糖、シナモンスティック、クローブをいれて、
コトコトと約15分煮る。
3.皿に盛り、ナッツと、チョコレートをピーラーで削りながらまぶす。
りんごは、冷ました状態でも、あつあつの状態でも、お好みで!
バニラアイスとのカップリングや、あつあつのりんごととろーりとけるチョコレートとの相性は抜群です。
<ワンポイントアドバイス>
「りんごの選び方&使い方」
りんごを選ぶ時は、軸を見ましょう。ピンと張っているのは、鮮度が良い証拠です。
また、りんごは、皮までたっぷり味わいつくすことができる優秀な果物。皮をティーポットにいれて熱い紅茶をそそいでアップルティーにしてもいいですし、皮ごとりんごの実を煮込めば鮮やかな色のコンポートが出来上がります。りんごのビタミンCは、加熱に強く、調理しても、あまりビタミンの損失がないのもうれしいですね!