「クランベリージュースをそのまま飲むのはちょっとすっぱくて」というあなたに、おすすめのスィーツ。「すっぱい」と感じた酸味が、このレアチーズケーキでは絶妙な役割をはたしてくれます。
もともとレアチーズケーキにはレモンなどの酸味がかかせませんが、クランベリージュースを使うとレモンは必要ありません。ほどよい甘さに酸味が加わり、クランベリーのアントシアニンの色でとってもきれいな色になるんです。
作り方もとてもかんたん。ミキサーにいれて冷やし固めるだけ。
レアチーズケーキには、柑橘を添えます。今の時期はみかんの季節が終わり、雑柑橘といって本当にいろいろな種類の柑橘がでまわっていますが、今回使ったのは、「はるか」という柑橘。色が日向夏(ひゅうがなつ)によく似たレモン色で、見た目からは想像もできないほど、さわやかでジューシーな甘さ。香りも抜群で、皮をジャムなどにしてもおいしいですよ。レアチーズケーキのねっとりとした食感と、このさわやかさとしゃきっとした食感がベストマッチです。
<今回のメニュー>
クランベリーのレアチーズクリームケーキ 柑橘添え
[材料](4人前)
クリームチーズ 100g
きび砂糖 大4
生クリーム 100cc
クランベリージュース 100cc
ゼラチン 5g
「はるか」などの季節の柑橘 少々
クラッカー 1枚
<作り方>
1.ゼラチンは、大1の水にふりいれ、ふやかしておく。
2.すべての材料をミキサーにいれてかける。
3.型にいれ冷やし固める。クラッカーをくだき、添える。柑橘は薄皮をむいて一緒に添える。
<ワンポイントアドバイス>
・クランベリージュースは、お好みで量を変えてみてください。色あいがかわっていくのが楽しいですよ。小学生の頃の理科の実験を思い出します。
・甘さは、味見をしてお好みできび砂糖の量をかげんしてください。