クランベリーのチカラ
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こんな人のカラダの中で、クランベリーは上手に働きます。

クランベリーのチカラ科学的な実験や統計学的な試験によって、根拠を求める西洋医学。
その欧米で日常生活の補給食材としてドクターが薦めるクランベリー。
学名はvaccinium macrocarpon。vaccine (ワクチン)という言葉がみつかりました。
クランベリーに秘められたチカラをシリーズでお届けします。

公園の井戸端会議、夢中になっていませんか?

公園の井戸端会議、夢中になっていませんか?よちよちハイハイができるようになった頃、カラッと晴れた日に迎える「公園デビュー」。お母さんはベンチに座り、赤ちゃんは砂場にお尻をついて、それぞれ思い思いの「井戸端会議」を始めます。この井戸端会議こそ、子どもの情操教育と親の交流形成に欠かせない儀礼になっています。
今回は、この公園の井戸端会議と菌の増殖について取り上げてみます。話に夢中になっていたら、知らず知らずのうちに菌が増殖していた……なんて事態にならないために。

最近よく目にするのが、公園の砂場に覆うように掛けられたカバー。深夜、散歩中に放されたペットが砂場を目指して用を足すこともあるらしく、朝来てビックリ! なんてことにならないための防止策であるようです。砂いじりの最中も、口もぐもぐ、目かゆかゆ、鼻ずぅずぅの子どもたち。さらに、井戸端会議からの緊張と気持ちの抑揚で、オムツのなかもさぞかし忙しいことでしょう。ましてや、砂あそびに夢中になっている子どもを砂場からかかえ出すのは、新米ママには至難の業。ときには他のお母さんとの話に夢中になり、砂場に目をやるタイミングもおろそかになります。

細菌が増殖しやすい環境がオムツのなかでつづくようであるとしたら、好ましいことではありませんね。尿道が短い幼児にとって、膀胱炎や尿道炎は発症頻度が高い、ありふれた病気なのですから。そこで子どもの発熱では、耳や咽頭(のど)の腫れを見るだけでなく、尿を診ることも大切なことと言われています。

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プロフィール
高橋敦彦氏

学術監修
高橋敦彦氏(たかはし あつひこ)医学博士

  • 聖路加国際病院を経て、駿河台日本大学病院より日本大学医学部総合健診センター医長。
  • 研究テーマに「生活習慣病」「食と健康管理」など。
  • 日本内科学会認定内科専門医、日本総合健診医学会専門医・同評議員ほか。
  • 著書に「生活習慣病と食事療法‐予防から治療まで(共著)」(新興医学出版社)、「一目でわかる内科学(翻訳)」(メディカル・サイエンス・インターナショナル)、「総合健診ハンドブック(共著)」(中外医薬社)など。
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