いつもの朝食に、赤い果実、クランベリーを加えてみませんか。
パンケーキ作りの要領は、ホットケーキとほぼ同じです。通常、使用する牛乳のかわりに、生クリームとクランベリージュースを入れると、ほら、あっという間に、きれいなクランベリー色の生地ができあがります。片面を焼いて裏返したら、お好みのトッピングを乗せて楽しみましょう。ドライのクランベリーで彩るのもおすすめ。カラフルな色の甘酸っぱいパンケーキに、相性抜群なのです。
また、クランベリージュースは、乳製品との相性もぴったり。今回は、ヨーグルトにもクランベリージュースを混ぜてみましょう。ヨーグルトが、紅色に染まったら、ここにもドライのクランベリーをトッピングしてみて!甘めな味が好きな人は、メープルシロップを加えてみるのもおすすめです。
朝食はカラダを目覚めさせてくれる、大切な食事。ビタミン、ミネラルがたっぷり含まれるクランベリージュースは、美容にも最適。また、クランベリーのフレッシュな酸味が、体をすっきりと目覚めさせてくれます。
お好みで甘さをアレンジしながら、クランベリーな朝食をぜひ楽しんでください。
【クランベリーパンケーキ】
<材料>(15センチ 5枚分)
卵 1個
きび砂糖 大2
生クリーム 大2
クランベリージュース(100%) 大5
小麦粉 1/2カップ
ナッツなど(写真はカシューナッツ、カボチャの種、ココナッツ)
ドライクランベリー 適宜
メープルシロップ 適宜(お好みで)
<作り方>
1.材料(卵から小麦粉まで)をボウルに入れてよく混ぜ、熱したフライパンに流し込み、上にナッツやドライクランベリーを乗せる。
2.回りが固まってきたら、ひっくり返して、両面を焼く。お好みでメープルシロップをかける。
【クランベリーヨーグルト】
<材料>(1人分)
ヨーグルト 100cc
クランベリージュース(100%) 大2
ドライクランベリー 数粒
メープルシロップ きび砂糖 適宜(お好みで)
<作り方>
1.ヨーグルトにクランベリージュースをまぜ、上にドライクランベリーを乗せる。
甘みは、きび砂糖、メープルシロップなどでお好みの甘さにしてください。
【クランミルク】
<作り方>
第4回のレシピ参照
【撮影ウラ話】
今回は、ちょっと科学のお話を。パンケーキを試作しているときに、もっとふくらんだほうがいいかなと思い、重曹を入れてみました。すると──!あれよ、あれよという間に、クランベリーの赤紫色がどんより灰色ににごってしまったのです。
そうです!クランベリーの赤色はアントシアニンという色素によるものですが、この色素は、PH(ペーハー。アルカリ性や酸性のこと)によって色が変化するのです。
アントシアニンは、酸性で赤。アルカリ性の重曹で、青に変化します。
とはいえ、色が変化したからといって味や栄養に問題があるわけではなく、ふっくらふくらんだパンケーキ、とてもおいしかったです!
色はちょっぴり、おどろおどろしかったですけれど。
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