第7回:クランベリーとレアチーズケーキ、旬の柑橘類が奏でる三重唱
「クランベリージュースをそのまま飲むのはちょっとすっぱくて」というあなたに、おすすめのスィーツ。「すっぱい」と感じた酸味が、このレアチーズケーキでは絶妙な役割をはたしてくれます。
もともとレアチーズケーキにはレモンなどの酸味がかかせませんが、クランベリージュースを使うとレモンは必要ありません。ほどよい甘さに酸味が加わり、クランベリーのアントシアニンの色でとってもきれいな色になるんです。
作り方もとてもかんたん。ミキサーにいれて冷やし固めるだけ。
レアチーズケーキには、柑橘を添えます。今の時期はみかんの季節が終わり、雑柑橘といって本当にいろいろな種類の柑橘がでまわっていますが、今回使ったのは、「はるか」という柑橘。色が日向夏(ひゅうがなつ)によく似たレモン色で、見た目からは想像もできないほど、さわやかでジューシーな甘さ。香りも抜群で、皮をジャムなどにしてもおいしいですよ。レアチーズケーキのねっとりとした食感と、このさわやかさとしゃきっとした食感がベストマッチです。